<日本ハム3-2ソフトバンク>◇26日◇札幌ドーム
ソフトバンクの主将、小久保裕紀内野手(39)のダルキラーは健在だ。4回無死一、三塁。145キロの初球を左前適時打した。ダルビッシュとは、昨季の対戦打率が3割1分6厘(19打数6安打)09年は同4割2分9厘(14打数6安打)。今季初顔合わせでも打った。ただ、試合後の表情が明るいはずもない。戦列復帰した23日ロッテ戦(鹿児島)からの3試合連続安打&打点をマークしたが、険しい顔つきのまま移動バスに乗り込んだ。
小久保
(和田)毅は3勝していてもおかしくない内容。今日も2回くらいチャンスあった。点を取れんとこうなる。連勝していてダルだからじゃあ済まされない。毅に申し訳ないという気持ちを持たないと。
好投和田に白星をプレゼントできなかったことが、悔しかった。それでも、今後の対戦を考えれば、小久保がダルビッシュとの好相性をキープした意味は大きい。7回には左中間への大飛球で、通算400号への夢をふくらませた。
もっとも、小さな工夫を施し続けるからこそ、球界を代表する右腕を相手にしても結果が出る。練習でのティー打撃。真っ赤な短尺バット(通常バットの3分の2ほどの長さ)を使って打つのが、今季のルーティーン(日課)。1月アリゾナ自主トレでA・ロッドの調整法を知人から聞いて取り入れた。2月春季キャンプでは、在庫にあった短尺バットを手にしていたが、今は公式戦用バットとまったく同じ太さのグリップに加工したものを使っている。
27日の日本ハム先発は武田勝。昨年対戦打率が2割1分4厘(14打数3安打)と苦戦し、チームも昨季7試合で1度も土をつけられなかった。天敵左腕を打って、首位を奪い返す。【松井周治】



