<楽天3-1オリックス>◇29日◇Kスタ宮城
オリックス岡田彰布監督(53)の“カミナリ”が不振の4番に落ちた。打率2割ラインをうろつく打線は楽天田中から1点しか奪えず、12球団最速で10敗到達。矛先は愛弟子のT-岡田に向かった。
「こんだけ言うてんのに、まだ1人だけボール球振っとる。3つの三振、全部ボール球や」。
ここ3試合で11三振。三振王争いに参加する本塁打王に手厳しかった。
0-3の8回無死一、二塁。岡田監督は打者森山と次の後藤にささやいた。「4番が打てんからお前らで決めろ言うたんや」。間接的に本人に伝わることは織り込み済みで、あえて4番打者の目前で強烈な愛のムチをふるった。
「一番本塁打打ってる人が一番四球多いとか分かるけどな。王さんも一番本塁打打って、四球も一番多い。ただ、100本打つなら許したるけどな、ボール球振っても」。100発ならOKと逆説的な説教まで口にした。4番剥奪には否定的で、全ては眠れる主砲へのメッセージだった。【押谷謙爾】




