<ロッテ1-5楽天>◇15日◇QVCマリン

 楽天がようやく長いトンネルを抜けた。初回1死一、三塁の好機で、主砲山崎武司内野手(42)が「何とかしたかった」という思いをバットに乗せて投手強襲の適時打。67イニングぶりとなるタイムリーで先制点を奪った。同点に追いつかれた直後の2回、再び山崎が左前適時打を放つなど4安打を集中させ4点を挙げて勝ち越し。7試合連続1得点以下というリーグワーストタイの貧打記録にもピリオドを打った。

 星野仙一監督(64)は前日のミーティングで「丁寧にいこうとか考えず、最初から思い切っていけ。ダメもとでええやないか。失敗してもええやないか」と声を掛けたという。この訓示で打線が息を吹き返した。12安打の快勝。ベンチの雰囲気はガラリと変わった。星野監督は「久しぶりに連打を見たね。これで気分よく交流戦に入れる」と、巻き返しを誓った。