<阪神5-3ソフトバンク>◇3日◇甲子園

 ソフトバンクの白星街道にピリオドが打たれた。敵地甲子園で阪神に敗れ、連勝は10でストップ。交流戦初で、5月15日以来19日ぶりの黒星の味は、やはり苦かった。秋山幸二監督(49)は「今日はアレだな。(甲子園の)この雰囲気にやられたな。変な四球もあった。(守備の失策を含め)あれだけミスが重なるとな」と振り返った。

 先発ホールトンの思わぬ不調が響いた。制球に苦しんで1回に同点を許すと、2回には四球が絡んで無死満塁のピンチ。9番打者の阪神先発岩田にストライクを取ろうとした初球直球で、勝ち越し(中前適時打)を許したのは何とも痛恨だった。5回8安打5失点で今季2敗目。「直球の制球が定まらなかった。連勝を止めて申し訳ない。今日は相手どうこうではなく、自分の制球が悪かった」。リーグトップタイの7勝目を狙ったはずが、自身の連勝も6で止まってしまった。

 守りのミスも痛かった。5回。ビハインドが3点に広がって、なおも1死一、二塁。城島の併殺コースの平凡なゴロをショート川崎が失策。痛い追加点を献上するシーンをつくり、川崎も「投手に申し訳ない」と唇をかみしめた。

 ただ、重要なのは、初戦を落とした直後、今日4日の一戦だ。この日も終盤に代打攻勢を仕掛け、1発が出れば同点の場面まで追い詰めるなど、分厚い戦力には違いない。連敗しなければ、再び軌道は上昇気流に乗るはず。「明日切り替えていくしかない」と秋山監督。交流戦優勝マジックは10のままで足踏みしたが、指揮官の視線は、早くも2戦目に移っていた。【松井周治】