<ソフトバンク4-1ヤクルト>◇11日◇福岡ヤフードーム
カブ&オー様弾で王手だ!
ソフトバンクのアレックス・カブレラ内野手(39)とホセ・オーティズ外野手(33)が1回、2者連続本塁打で得意パターンの先行逃げ切りに持ち込んだ。両助っ人のアーチそろい踏みは初めて。チームは6連勝。今日12日にも本拠地で、2年ぶり3度目の交流戦Vが決まる。
2発のド派手な花火が、前祝いになった。1点を先制した初回。なおも2死一塁の場面でカブレラが振り抜いた打球は、ファンの待つ右翼席に吸い込まれた。
カブレラ
おかしいなあ。一昨日(9日巨人戦)のタイムリーの方が感触はよかったんだけどね。しゃくれ(内川)がいい打撃をしたので続こうと思った。
初回でリードを3点とする6号2ランに、口も軽やかだ。自軍の先発は、エース杉内。ナインは、初回で交流戦マジックが1つ減ることを確信したはずだ。続いて打席に入ったオーティズが、ヤクルト石川の初球をたたいて、今度は左翼席に3号アーチをかけた。
オーティズ
(カブレラの本塁打が)いい刺激になった。
交流戦V、そしてリーグVに向かって、助っ人外国人も一丸となっている。カブレラはいまだ打率が1割台。ビジターでの交流戦は代打での起用が続いた。それでも、調子を取り戻す際に行うという右方向への打撃練習をひたすら繰り返してきた。今季初めて右翼方向への1発を放ち、これで8日の巨人戦から3試合連続打点。交流戦Vに合わせるように本調子を取り戻してきた。
オーティズもしっかり準備をしてきた。激しいレギュラー争いや故障などもあり、スタメン出場は5月7日以来1カ月ぶり。それでも第1打席から、集中力を発揮しチームを勢いづかせた。
オーティズ
代打の時から100%の準備をしていた。今日も100%でいけた。
両助っ人のアベック弾での勝利は初めてだが、交流戦で先制点を奪ったのは19試合で15度目。13勝1敗1分けと、完全に勝ちパターンにしている。6連勝で貯金は22。チームをさらに勢いづかせた助っ人の2発を、指揮官も手放しで喜んだ。
秋山監督
初回の4点が大きかったね。マジックは関係ないよ。
指揮官はかぶとの緒を締めるように、交流戦Vが目的ではないことを再度強調した。あくまで目標は、リーグ連覇と8年ぶり日本一。その目標への勢いを加速させるためにも、今日本拠地で史上最短での交流戦Vを決める。【倉成孝史】



