リーグ連覇を目指すソフトバンクに暗雲がたちこめた。23日、交流戦MVPでパ首位打者の内川聖一外野手(28)が、出場選手登録を抹消された。5月に痛めた右太もも裏痛が悪化。肉離れを起こしたとみられる。ここまで打率3割6分3厘でパ首位打者。交流戦MVPに選ばれたばかり。この日はグラウンドに姿を見せたが、練習には参加しなかった。

 秋山監督の表情も曇った。左脇腹痛で抹消中のオーティズは26日に復帰するが、多村を欠き、カブレラも左足痛に悩むなど万全ではない。外野全ポジションを守り、3番打者でチームをけん引してきたヒットマン離脱の影響は大きい。「打撃に影響が出始めていた。他のところにも影響出ているから、時間をとって。(復帰時期は)分からない。昨日検査を受けて思わしくなかった」と説明した。

 球宴まで約1カ月あるシーズン前半戦での復帰も危ぶまれる。井出外野守備・走塁コーチは「(離脱期間が)どれくらいになるか分からない。本人も分からないと思う」と話した。内川は球団広報を通じ「こうなってしまった以上は、1日も早く治すしかないので、しっかり治して、早くチームの力になりたいと思います」と話した。

 チームは今日24日から2位日本ハムと3連戦。カブレラは代打濃厚で、DH松中が基本布陣となる。26日のオーティズ復帰までは、中堅に長谷川、左翼と右翼に江川、福田、城所、中村、柳田ら若手選手が起用される方向。首位ホークスが、試練の中で船出する。