ソフトバンク和田毅投手(30)が16日、初めて大リーグへの思いを口にした。この日、出場登録日数が9年に達し海外移籍が可能なFA権の取得条件を満たした。「シーズン中ですし、優勝争いの中で正直考える余裕はない。投げることに全力を注いでいる状態」と話したが、大リーグの印象を聞かれ「日本では経験できないことができるところだと思う」と前向きに語った。
プロ入り前からメジャー志向が強く、若手の頃には「自分に自信が持てるようになって挑戦したい」と発言したこともあった。ただエースとしてチームを引っ張る存在となってからは、メジャーへの思いを口にすることはなかった。
同い年の松坂(レッドソックス)らの活躍もあり、メジャーへの思いは消えていない。昨季国内FA権を取得した際は、国内移籍の可能性を否定。「海外FA権を取ったことで一区切りになる」と話した。昨年末にはアリゾナ州のトレーニング施設を訪問。メジャー式の筋力トレーニング方法を学んだ。投手としての成長という意味でも米挑戦の可能性は高い。まずはメジャーへの思いを胸にしまい、自身1年目の03年以来となる日本一を目指す。




