<日本ハム1-3楽天>◇5日◇札幌ドーム

 楽天打線の丹念な攻めに屈した日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)はこう振り返った。「チームが勢いづくところで残念」。ハーラー単独トップ、チーム29年ぶり18勝目はお預け。今季残り登板予定は2試合で、初の20勝到達も絶望的な状況になった。3位オリックスが敗れ、ゲーム差2をキープしたのが救いだった。

 ソフトバンク相手に8回1失点で17勝目をマークした前回登板同様、立ち上がりから直球系主体の力勝負を敢行した。「調子は良くも悪くもなかった」が、違ったのは打線のタイプ。剛球に真っ向勝負してくるソフトバンクと違い、楽天は直球系に絞り、軽打とストライク、ボールの見極めに執着してきた。

 結果、札幌ドームでは08年以来3年ぶり、今季ワーストの被安打10を浴びた。3失点に「相手も策を講じてきた中で、しっかり抑えないといけないところでしたが、勝負どころで打たれてしまいました」と反省。9月以降登板6戦で1勝のエースについて、梨田監督は「打線も点を取らないといけないよね」とかばったが、「何か(原因)がないと、そんな簡単に打たれない」と小首をかしげていた。【高山通史】