<ヤクルト1-10阪神>◇14日◇神宮
降りしきる雨の中、神宮には2万385人のファンが集まった。その中で喫した今季ワーストタイの5連敗。中日の優勝マジックは1になり、3位巨人には1・5ゲーム差に迫られた。小川淳司監督(54)は「全部悪循環ですから。これだけ雨が強い中、応援してくれるファンの方に申し訳ない」と嘆いた。
先発村中が6回途中で降板すると、2番手押本は、押し出し四球で失点後に、1番平野に中堅左に運ばれた。雨にぬれて滑る人工芝でバウンドする打球を、青木が目測を誤って後逸(記録は三塁打)。走者一掃で、5点目を失った。中日4連戦で計4得点の打線に、反撃する力は残っていなかった。
打線は7試合連続で先制点を奪えず、5連敗はすべて先発投手に黒星が付いた。この日は中継ぎ投手陣も打ち込まれ、14安打で10失点。1回2死一、二塁の先制のチャンスで川端が三振に倒れるなど、畠山、川端の中軸がそろって不調に陥っている。「どこを替えるべきか。みんながみんなこうだから」と嘆いた。
12連戦の11試合目。試合前には、小川監督が「体力的にも精神的にもつらいが、ここで切れないように」と呼び掛けた。本拠地神宮でのCSファーストステージ開催は死守しないといけない。10月に入って3勝10敗と失速。青木は「とにかくやるしかない。下も迫ってきている」と、連敗脱出を誓った。【前田祐輔】



