第108回全国高校野球選手権大会は22日に甲子園球場で決勝が行われる。健大高崎(群馬)と戦う智弁和歌山は21日、兵庫県内の球場で調整した。

勝てば2021年以来、5年ぶりの夏の頂点。準決勝の横浜戦でプロ注目右腕の織田翔希投手(3年)から勝ち越し3ランを放った楠本龍生内野手(3年)は調整後に取材に応じ「接戦になると思います。チーム一丸となってつないで得点を取っていって、最終的に勝っていればいい」と決戦を見据えた。

大会NO・1投手とも言われた織田からの1発は反響も大きく「すごかったですね。結構連絡がきました」と笑顔。コンディションは「悪くないです」としつつ打撃練習やノックで体を動かし「相手ピッチャーのことを意識しながら、しっかり1球で攻めるというか、バッティングではそういうことを意識しました」。

今のチームはここ2年は「夏はエラーで負けていた」といい、打撃はもちろん守備も鍛えて帰ってきた。「エラーをしたらいかん、ではなくて、前向きな感じでプレーして、バッティングの面でもチームとして打ち勝つチームということを掲げてきました。1つのミスで流れは変わると思いますが、そのミスも気負わずいいプレーをしてしていきながら、チームの勝ちにつなげれる一打を打てたらなと思います」と力を込めた。

目標としてきた日本一にあと1勝。優勝すれば春夏通じて5度目の栄冠だ。「もう楽しみというか。僕の目標にしてきたのはずっと日本一なので。多くの人が注目してくれている中で、そういう試合ができるところに喜びを感じて、優勝をしっかりできるように頑張りたいです」。健大高崎はここまで5試合で2失点と堅守が光る。「そんなに簡単に打ち崩せるピッチャーじゃないと思っています。イメージはもう映像を見ながらやっていますし、これから分析のデータも見ていきたいと思います」と必勝を誓った。