日本シリーズ最終戦は20日、ソフトバンクが中日に3-0で完勝し、4勝3敗で2003年以来5度目の日本一に輝いた。
ソフトバンクの孫正義オーナーは、秋山幸二監督に続いて選手やスタッフから胴上げされた。満面の笑顔で5度、宙を舞った。プロ野球に参入し、「福岡ソフトバンクホークス」となった05年のシーズン以来、7シーズン目。初めてつかんだ日本一の味は格別だった。球界参入時からの悲願を達成した。
背中に「SON」と書かれたウインドブレーカーを着て、両手を上げながら選手の輪に駆け寄った。パ・リーグ、クライマックスシリーズをそれぞれ制した時に続いて胴上げは今季3回目。オーナーの胴上げは異例だが、「うれしい。本当にうれしい。福岡で優勝できたことがよかった」と興奮して語った。秋山監督と握手をしながら歩く際は、手渡されたウイニングボールを誇らしげに右手に掲げた。
3月の東日本大震災発生後、エネルギー政策などで積極的に発言を続けた。「3月11日の大震災から始まったが、最後にこういう形でファンに元気をお届けできた」と、日本一になった意義を強調。「監督、選手、王会長が一丸となって頑張った成果。見事な優勝」とも振り返った。142万人を超えるフォロワーを持つツイッターでは、試合開始と同時につぶやきを開始。優勝を決めると「日本一ダーー」と、喜びは最高潮に達した。祝勝会では松中と抱き合うなど大はしゃぎ。水中眼鏡を着けて「最高だ~」と叫んだ。



