西武の新主将、栗山巧外野手(28)が20日、ディナー改革でチームの結束を強めるプランを明かした。日本一のチーム作りに向け「キャンプの何日間は投手と野手、ミックスで食事する機会をつくりたい。食事の時は一番リラックスできるし、飯を食いながら交流を深められれば」と話した。普段の食堂では野手、投手でテーブルが分かれることが多いが、混合テーブルでコミュニケーションを図る。

 「リーダーシップ」を追求するために、リーダー論の学習にも励む。「経営者の方など、リーダーシップを発揮されている方の本を読んでみようと思う」と意欲。サッカー女子日本代表の主将を務めた沢の著書も候補の1つに挙げた。

 この日は西武第2球場で自主トレを公開。ランニング、フリー打撃など精力的に汗を流した。「日本一になれるように。1年間フルに試合に出られるようにしたい」と日本一と3年連続フルイニング出場を誓った。【久保賢吾】