<西武2-3ロッテ>◇4日◇西武ドーム

 ロッテのエース成瀬善久投手(26)の執念が実った。3月30日の開幕戦(対楽天)以来35日ぶりとなる2勝目を、2失点完投で飾った。1点リードの9回には、この日最速となる140キロ直球を2球連続で投げ込むなど最後まで気迫が上回った。「今までチームが勝てなくて悔しかった。(登板前まで防御率1・67で)最低限の仕事はできていたと思うが、それではダメだと思って投げた」と、139球の力投を振り返った。投球スタイルを変えた。もともと制球力のある変化球主体だが、この日は直球主体の配球で勝負した。「半速球(スライダー)で打たれるより、四球でもいいから力でいった方がいいと思った」。2四球を許したものの、いつも以上の球威で後続を断ち切り、最少失点に抑えた。