<中日6-4ソフトバンク>◇27日◇ナゴヤドーム
やはり鬼門と呼ぶべきか。ソフトバンクが中日に競り負けた。レギュラーシーズンのナゴヤドームは08年から5年間で1勝6敗とからっきし。昨年の日本シリーズ3戦3勝で解いたはずの呪縛に逆戻りだ。福岡ヤフードームなら同じ08年から8勝0敗で、07年から9連勝と、互いに内弁慶ぶりを発揮している。
秋山監督は選手たちを移動バスに待たせ、コーチ陣とミーティングを行った。バスに乗り込む前に「岩崎がね…。同じ事ばっかりやるようじゃだめだよ」と、22歳の右腕をやり玉に挙げた。今季初めて先制点をもらいながら、1回に荒木、森野、和田の3連打から2点のリードを吐き出した。3回も同じ3人に打たれた末に2点を勝ち越され、今季最短の3回4失点で降板。ここ3試合は同じパターンの失点が続いており「走者が出てから粘れなくなっている。コースだったり、高さだったり。ガツガツでいかないと…」と、反省の弁が板についてしまった。
4回に代打多村が同点となる2点適時打を放ち、岩崎の6敗目こそ消えた。ただ、早期降板の余波を被った2番手吉川が3イニング目となる6回に堂上剛に2ランを浴びて万事休した。
昨年の交流戦は18勝4敗2分けと圧倒的な強さで優勝したが、早くも5敗目を数える。投手が踏ん張ると打線が沈黙し、この日はその裏返し。歯車がかみ合わないもどかしさは、勝率5割という現実に映し出される。4月に続き、現時点で5月も黒星先行。背後の5位オリックスも2・5ゲーム差。負のデータが絡まり始めた。【押谷謙爾】




