<ヤクルト9-2中日>◇3日◇神宮

 宮本不在のヤクルト下位打線、「100歳トリオ」が7月4、5日以来の連勝を呼び込んだ。同点の4回1死一、二塁、36歳の8番相川亮二捕手が今季1号勝ち越し3ランを左中間スタンドにたたき込んだ。初球、147キロの高め直球に振り負けない。チーム88試合目で出た、待望の1号。「入ったね。久しぶりでしょ」と喜んだ。28歳の6番森岡良介内野手、36歳の7番福地寿樹外野手の連打でつくったチャンスを、豪快な1発で得点にした。

 小川監督は「2人がつなげたことが、相川の3ランにつながったんじゃないですか」と言った。1点を追う2回は森岡、福地の連続二塁打で同点に追い付いた。宮本、バレンティンを欠く中、下位打線の編成は大きな課題だった。7月31日の阪神戦は、1番ミレッジを5番に据えたが機能せず。上位と下位がつながる打線を試行錯誤した。2安打の森岡は「1日1日が勝負。1発はないし、何でもいいから塁に出ようと思った」と仕事を果たした。

 41歳宮本の存在は特別だが、3人それぞれに経験がある。登録抹消翌日の同30日に電話で話したという相川は「先輩が帰って来る時、今以上の位置で迎えられるようにしたい」と約束した。【前田祐輔】