左手骨折で離脱中の中日トニ・ブランコ内野手(31)が、28日からの巨人3連戦(秋田、盛岡、郡山)で1軍復帰する可能性が出てきた。宇野打撃コーチは21日、「順調ならすぐ上がってこれるんじゃないか」と説明。逆転Vへヤマ場となる東北での3連戦に、主砲が帰ってくることになりそうだ。

 ブランコはこの日、ナゴヤ球場で故障後初めて屋外フリー打撃を行った。24日からのウエスタン・リーグ、オリックス3連戦(ナゴヤ球場ほか)で実戦復帰できるメドが立った。2軍戦で問題がなければ、いよいよ週明けの巨人3連戦にGOサインが出る。「1日も早くチームに戻って、勝利に貢献したい」と話した。

 ブランコは7月8日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で左手甲に死球を受け、「左第2中手骨の骨折」と診断され出場選手登録を抹消された。主に4番で66試合に出場して16本塁打、42打点をマークしていた。