日本ハムの山田正雄ゼネラルマネジャー(67)が、悩める背番号18を電撃訪問した。28日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設を訪れ、調整中の斎藤佑樹投手(24)を激励。気になった点などを「技術指導ではなく参考程度に」と、アドバイスした。

 アマチュア球界のスター選手だった斎藤を預かった編成トップとして、居ても立ってもいられなかった。前回、斎藤が登板した25日イースタンリーグ・ヤクルト戦(鎌ケ谷)をテレビ中継で観戦した山田GMはがくぜんとした。「企業秘密」と詳細は伏せたが「本人はフォームを変えてませんと言うんだけど、アマ時代とあまりにも違ってね。彼の一番いい特徴が、今はまったくないんだよね」。マウンド上の斎藤に、高校、大学と周囲を夢中にさせた姿はなかった。

 「僕はコーチじゃないから、何かのきっかけになればと思って意見しただけ」と山田GM。グラウンドで15分ほど話し込む間、斎藤の顔には笑顔も。次回9月4日イースタンリーグ西武戦(西武二)に登板予定の斎藤は「(アマ時代から)ずっと見てくれていた人。客観的に見て、何かが違うんでしょうね」と、突然の助言に感謝していた。【中島宙恵】