<ソフトバンク4-1ロッテ>◇7日◇福岡ヤフードーム
ロッテが苦悩するエースで今季ワーストタイの6連敗を喫した。CS出場を争う3位ソフトバンクとの直接対決初戦に敗れた成瀬善久投手(26)は首をかしげた。「打たれた感じがしない。これから何を修正すればいいのか…」。6回1/3を9安打4失点。だが結果以上に手応えを感じていただけに、自身4連敗目が納得いかなかった。
やることはやったという自負がある。不振を振り返り(1)四球を恐れずボールも意識して投げること(2)強気に大胆に攻めること、と課題を持って臨んだ。制球力があり、球種が少ない。丁寧に外角低めに投げても、狙われれば8月31日の西武戦の浅村のように右中間にスタンドインされる。だからこそ2点を強く意識して投球の幅を広げようとした。
だが4回1死一塁から江川に逆転2ランを浴びた。カウント1-2から外角低めのスライダーで1球外して相手の目線を遠くに置かせてから、内角低めの直球。「要求通りに投げた」。だが結果はリーグワーストの14本目の被弾だった。
100点の投球ではなかったことは自覚している。「立ち上がりはよかったのに球数が多かった。後半がしんどくなった」。だが勝てる内容だったという思いはある。「勝ち方が分からない」。エースの苦悩がチームの苦境を反映していた。【広重竜太郎】



