折れていても出る!
右手薬指骨折で今季絶望とみられていたソフトバンク松田宣浩内野手(29)が10日、今月末の復帰を宣言した。首位と3ゲーム差の混戦を抜け出す最後の切り札になるために急ピッチで仕上げしている。
松田
9月末からクライマックスは何とか力になりたい。間に合うようにやってますよ。内川さんもケガされて試合に出ていますし。
右手薬指剥離骨折でも打席に立つ内川の姿に大きな刺激を受けている。固定した指は打撃の衝撃を受け続けさらに腫れ上がったが、左手1本でも安打や犠飛を放ちチームに貢献し続けている。
松田が骨折した右手第4中手骨はつながりにくく、2週間は骨を固定するために自宅で静養していた。8月24日に西戸崎合宿所でリハビリを開始した時は、グラウンドをゆっくり歩くことしかできなかった。
リハビリも2週間が過ぎ、ランニングもペースアップ。ダッシュも加え動ける体になってきた。右手のギプスも一回り小さくなった。ソフトバンク田中トレーナー統括は「1歩前進。本人も早いところ戻る気持ちでいる。リーグ戦終盤に間に合うかは状態を見ながらですね」と慎重だが、復帰ペースは驚くほど速い。
この日は福岡ヤフードーム内で血液の循環がよくなるといわれる酸素カプセルに入るなど、早期復帰へ努力を続ける。
前日9日のロッテ戦でお立ち台に立ったペーニャが松田のパフォーマンスをまねして復帰を待つチームの思いを代弁した。今月末にはまた本物の「1、2、3マッチー」が見られるはずだ。【石橋隆雄】



