<ソフトバンク0-2西武>◇19日◇福岡ヤフードーム
天敵の牧田を打てない。ソフトバンクが今季14度目の完封負けで、連勝は3でストップ。牧田には今季4度目の対戦で3勝目を献上し、逆転優勝に黄信号がともった。
秋山幸二監督(50)は「なかなか連打が出ない。点が入らないからね。バントが決まっていたら変わったかもしれんな」と8回を悔しがった。初めての連打で無死一、二塁のチャンス。2番明石の投前のバントは牧田の好守備で三塁封殺された。
立花打撃コーチは「低い球を上からたたくように」と指示を出したが、95キロの緩いカーブ、スライダー、シンカーに翻弄(ほんろう)された。2回1死一塁から多村にランエンドヒットを4度も仕掛けたが、結局三振併殺に終わった。7回1/3、7安打で無得点。8月23日(大宮)から3度対戦し、計21イニングでわずか1点しか奪えていない。
主将の小久保はCSでの対戦について「そんなことまで考えていない。(21日からの)楽天戦のことしか考えていない」と話した。4位楽天との差は3差。首位どころか、明日からのKスタ宮城での4連戦でBクラス転落の可能性も出てきた。「いろいろ言いたいことはあるけれど、これ以上聞かんといて」と珍しく自ら取材を打ち切った小久保は、危機感からか厳しい表情で球場を後にした。
日本ハム、西武との上位対決6連戦は3勝3敗の5割で終えた。緑のユニホームでの連勝は6でストップ。今季主催試合の観客動員が05年の実数発表以降最多の233万5845人となったが、ファンを喜ばせられなかったことがもどかしい。首位とは4・5差。気持ちを切り替え、仙台で4位楽天をたたくしかない。【石橋隆雄】



