頭刈ってアタマ取る!

 逆転優勝を目指す3位ソフトバンクは、今日21日から4位楽天との敵地4連戦を迎える。20日は仙台に空路で移動。楽天とのゲーム差は3。勝敗しだいでBクラス転落の可能性もあるだけに、初戦先発の大隣憲司投手(27)が力を込めた。

 ここまで12勝、防御率1・76はチームトップの左腕は「3差と考えると、しっかり“頭”を取って、流れを作れるようなピッチングをしたい」。言葉に引っかけたわけではないだろうが、頭は丸刈りに変化していた。「気合の丸刈りです。昨日(19日)嫁さんにやってもらいました」。今月初旬に髪形をソフトモヒカン風にして以降、現在まで2戦続けて敗戦投手になった。流れを変えたい願いも込め、長さ9ミリできっちりそろえた。

 チームは楽天にパ・リーグで唯一負け越している。2カ月半ぶりのKスタ宮城では今季1勝5敗。6勝2敗2分けの札幌ドームや、7勝4敗の西武ドームに比べて「鬼門」の敵地と言える。大隣も7月1日に先発したが、6回2失点で降板。「そんなに相性は良くないけど、投げやすい球場なので」とジンクスを吹き飛ばす快投を誓った。

 秋山監督はこの日、仙台への移動前に「楽天とはだいぶ残ってるからな」と目の前の敵をつぶす姿勢を見せた。シーズン残り12試合で、楽天とは6試合もある。まずはこの4連戦を勝っていくことで、奇跡の逆転Vへの扉も開けてくる。【大池和幸】