<ロッテ8-9日本ハム>◇9日◇QVCマリン

 監督1年目にリーグ制覇を果たした日本ハム栗山英樹監督(51)は、試合後、選手たちとともに、敵地ファンで埋まった右翼席へ深々と一礼した。「初めて試合後の花火がきれいだな~と思った。でも、もう頭の中は『CSどうしよう』と考えているんだけどね」。全力で戦い抜いた144試合。ラストゲームも、二転三転の白熱した展開となり、僅差の勝利で飾った。

 CS最終ステージへ向けての調整登板となった投手陣は明暗が分かれたが、野手は元気いっぱい。逆転されれば、すぐに追い付き、再逆転されても、再びひっくり返す粘り強さ。8回には代打村田の左前打で好機を広げ、代打近藤が同点犠飛を放つなど、若手起用の代打策が的中した。

 納得の一戦でペナントレースを締めくくったが、激闘の疲れを癒やす時間はない。今日10日からは宮崎入りし、CSへ向けた調整が本格化する。「さらに前へ1歩進むことしか考えていない。純粋に、どこまで行けるのか。最後まで行きたい。ファイターズらしく、すべて出し尽くして終わりたい」。日本一のゴールテープを切るまで、栗山ハムの戦いは終わらない。