ヤクルトが館山昌平投手(31)、村中恭兵投手(24)の「ドラキラー」ローテーションで連勝を狙う。12日、ナゴヤドームで前日練習を行った。セはCSでは予告先発制をとらないが、小川監督は「サプライズをするような人はいない。うちは全員で戦ってこの位置を確保した」と通常通りの起用を宣言。第1戦は館山、第2戦は村中で勝負をかける。
今季最大のピンチを救った2人だ。4位に沈み、借金がワーストの8にふくらんだ8月25日の中日戦、同じナゴヤドームで館山、村中が2試合連続完封を決めて、ギリギリで踏みとどまった。3位浮上へのターニングポイントだった。球場、相手とも相性は抜群。館山は「(取材の)人が多いので、(シーズン)開幕かと思いました」と、平常心を強調。村中は「いつも通りです」と気負いはなかった。
2敗すればシーズン終了の短期決戦。ロマン、赤川ら先発陣も中継ぎに備える。小川監督は「次のステージは考えていない。みんなで戦う」と、「ダブル先発」態勢で惜しみなくつぎ込む考えだ。総力戦で、目先の2勝を取りにいく。【前田祐輔】



