WBC日本代表候補の西武牧田和久投手(28)が22日、海での「水泳トレーニング」で、3月の本戦に向けた体づくりを進めるプランを立てた。昨年は所属した日本通運で自主トレを行ったが、今年は石井を軸に岸、菊池が参加するハワイ自主トレに同行を志願。例年以上に早めの仕上げが必要だが、経験豊富な先輩のもと、常夏の地での鍛錬を選んだ。
独特な投げ方同様に、その調整法も牧田流だった。ハワイトレでのメニューに、海での水泳を導入することを明言。「ランニングとか全体練習が終わった後に、海で泳ごうと。クロールとか平泳ぎとか。クールダウンも兼ねてです」と話した。陸上とは違う負荷をかけ、体を鍛えるのが目的で「体を大きく動かして、可動域を広げる。水中だと抵抗もかかりますから」と効果を挙げた。
ルーツは平成国際大での練習だった。チームの方針で、プールでの水泳が練習メニューに導入。休憩時間を設けず、2キロ泳ぎ続ける過酷さだった。「しんどかったですけど、肺も強くなって、スタミナにも生きたのではないかと思います」と収穫を強調。首脳陣からもサブマリンへの期待は高く、先発、中継ぎ、抑えとフル回転に備え、原点トレでタフな体を作り上げる。
この日は埼玉・飯能市内で行われた野球教室に参加した。開始前には、待ち望んだWBC公式球も1ダース到着。すでに、同じサブマリンのロッテ渡辺からは国際大会での経験を伝授され、独自の対策を練る。「自分の持っている力を出すだけ。3連覇がかかっているので、何とか貢献したいです」と世界一に照準を定めた。【久保賢吾】



