巨人阿部慎之助捕手(33)が23日、侍ジャパン13年初戦出場への意欲を燃やした。WBCに向けた初戦は、来年2月17日の広島戦(宮崎)。「早いね!」と驚きつつも「巨人の投手は知っているからいい。でも他球団の投手はある程度把握しているけど、捕ってみたいのはある。なるべく試合に出てあげられたら」と、捕手での出場を視野に入れていた。

 準備は着々と進めている。右ふくらはぎ筋膜炎のため、日本ハムとの日本シリーズ第6戦(11月3日)を最後にマスクをかぶっていない。だが、この日にジャイアンツ球場室内練習場でキャッチボールをした際、捕球時に捕手の体勢をとった。捕手の動きで大部分を占める屈伸運動を確認し、「全然大丈夫」とゴーサインを出した。前日に届いたWBC公式球も初使用し、「滑るけど違和感はないね」と感触はつかんだ様子だ。

 打撃練習は「(春季キャンプで)宮崎に行ってから」とし、1月のグアム自主トレまでは体をいじめ抜くつもりだ。「ある程度、出られる準備をしていかないと失礼になる」。3連覇がかかる13年の侍ジャパン初戦から「4番、キャッチャー、阿部」のコールを響かせるべく、主将は着実に階段を上る。【浜本卓也】