WBC日本代表候補の中日山井大介投手(34)が25日、WBC仕様のサングラスを導入するプランを披露した。ナゴヤ球場で練習を終えた右腕は「いいやつがあれば替えるかもしれない。今考えているところです」と明かした。

 サングラスは山井のトレードマークだ。レンズに度が入っており、ナイターでも使用。目を保護する意味もあるが、デザインにもこだわる。ウルトラセブンに変身する「ウルトラ・アイ」のようなタイプを使い、登場曲に「ウルトラマンのうた」を採用したこともある。数十個を保有しているがシーズンで使うのは1つか2つと決めている。

 今季は縁が紺色のものを身につけ、初めて1年間1軍に同行。先発、中継ぎ、抑えとフル回転し、4勝3敗15セーブ、防御率1・43の成績を残した。

 紺色は代表カラーにもマッチするが、NPBでは反射する恐れがあるという理由で禁止されているシルバーの縁についても「ちょっと聞いてみたい」と話す。頂点を目指し、ゴールドもあるかも。こだわりのアイテムでファンを喜ばせ、自らも気分よく乗っていく。【桝井聡】