「甲子園型スパイク」で大暴れ!!
阪神に新加入した西岡剛内野手(28=ツインズFA)が、来季から本拠地となる甲子園に対応した新型スパイクを用意していることが27日、分かった。1軍定着後、内野がすべて土のフィールドを本拠にするのは初めてで、アディダス社は従来よりも安定感のある型を用意。機動力を生かす、頼れるアイテムになりそうだ。
ダイヤモンドを縦横無尽に駆け回るスピードスターが、より鋭く、より強く甲子園の黒土を蹴り上げる。西岡のスパイクを手がけるアディダス社の関係者は「甲子園は下(土)が柔らかくなる。今までよりも足の力を使って動かないといけない。より安定感のあるスパイクが必要になります」と説明した。
内野が全面、土のグラウンドを本拠地にするのは実質、初めてだ。これまでに比べて地面は柔らかく「足固め」は欠かせない。同関係者も「縦、横の動きに対してブレないようにしないといけません。着地の安定性が大事になってくる」と話す。西岡の足型など、蓄積したデータはある。足を包むフィット感を重視し、より強固な靴底なども用意。オフに入り、西岡の手元に試作品を届けた。
8年間在籍したロッテの本拠地(現QVCマリン)は人工芝で、素早く動くためには土の甲子園よりも優位な環境だった。ツインズの本拠地ターゲット・フィールドも、今季101試合に出場した3Aロチェスターのフロンティア・フィールドも、内野は天然芝で走路だけ土。守備では前後左右、迅速に動き、たえず黒土を踏む西岡にとって心強い武器になりそうだ。
西岡は21日、移籍後初めて甲子園に姿を見せ「もう1度、走れるスピードを求めてプレースタイルを戻したい」と話していた。来年2月のキャンプには黒を基調にシルバーのラインが入った虎カラーのスパイクも完成予定。試行錯誤してシーズンへの最善の形を追求する考えだ。揺るぎなき土台を築き、甲子園を舞う。




