広島がドミニカン野手の育成強化に乗り出す。松田元オーナー(61)が28日、カープアカデミーを運営しているドミニカ共和国から帰国。13年ぶりの視察を終え「即戦力の野手を見てもらって、面白ければ、こっち(日本)に連れてくるのも考える」と話した。

 90年に設立した直後は、ドミニカ国内でも注目を集め、野手ではソリアーノ(カブス)ペレス(タイガース)ら3人が広島を経てメジャーリーガーにまで成長した実績を誇る。だが、近年は投手の育成が主となり、練習生として来日する野手はいないのが現状だ。

 投手陣の戦力は整い、野手強化はチームの重要課題だ。松田オーナーは「スカウトも充実させないといけない」と、スカウトの増員や、予算の上乗せも検討している。優良“助っ人”を発掘し、再びカープアカデミーの存在感を世に知らしめる。