巨人宮国椋丞投手(20)が、今季からアディダス社と用具契約することが3日、分かった。昨季、プロ初登板&初勝利を含む6勝を挙げた若手ホープの将来性を、契約ハードルが高いとされる同社が高く評価。アドバイザリー契約になる見込みで、契約の詳細に関しては2月1日のキャンプインまでに詰めていく予定だ。

 大きな期待を背負った契約となった。同社の契約選手は内海、坂本、楽天田中、昨季まで西武でプレーした中島ら、実績十分のタイトルホルダーがずらりと並ぶ。年俸も1億円以上の選手が大半の中、今季年俸1600万円(推定)の宮国に白羽の矢が立ったのは異例中の異例。だが、女性ファンを引き付ける甘いマスクや野球少年たちの手本となるような奇麗な投球フォームなど、将来のスター候補としても十分な資質を持つ選手だと判断された模様だ。

 現時点では用具を試しながらの準備段階ではあるが、スパイクからグラブまでの全アイテムを同社の用具で固める。スパイクは内海が使用する同モデルを使用する予定。グラブの内側には3つの目標にちなみ「三本愛」と刺しゅうを入れた。宮国は「まずは1年間、ケガをしないということ。その次は開幕1軍。2つの目標が達成できれば、規定投球回のクリアが見えてくると思う。この3つが目標です」と、意気込んだ。

 5日には内海、山口らとともにグアムの合同自主トレに出発。3本線がトレードマークの世界的ブランドに倣うように宮国が「三本愛」を胸に飛躍のシーズンに挑む。

 ◆アディダス社契約選手メモ

 巨人は内海、坂本が契約。他球団では楽天田中、ツインズの青木、昨季まで西武でプレーした中島、メジャーから阪神入りする西岡らが筆頭で、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。過去、ルーキーと契約することはほとんどなく、実績を積んだ選手を重点的に人選する傾向がある。