一年の計は新年にあり!

 阪神ドラフト4位小豆畑真也捕手(24=西濃運輸)が3日、大垣市内の西濃運輸で自主トレを公開した。約4時間のトレーニングを実施。今日4日には僧侶の父照観さん(54)が勤める、愛知・犬山市の成田山大聖寺で野球道具に祈祷(きとう)してもらうことを明かした。身も心も道具も清め、万全の準備をする。

 グラウンドは一面の銀世界だった。午後3時時点で気温1度。寒空の下、小豆畑の表情は引き締まっていた。阪神の新人6選手で最年長の24歳。すでに社会に出ている男の決意は固く、強い。入寮を前にした今日4日、父照観さんが勤める成田山大聖寺を訪れる。

 「初詣をかねて、お参りします。野球道具を持って行って祈祷(きとう)をしてもらいます。道具は自分の手足となるものなので」

 これまでも、小豆畑は節目、節目には成田山大聖寺で参拝してきた。初詣や七五三、入学式などの際にも、必ず訪れた。大学時代には年末にお守りを渡すアルバイトもするなど縁深い。社会人になってからも、重要な試合の前などはお参りをし、力をもらった。最近では昨年11月の日本選手権前にチームメートと訪れた。「いいプレー、後悔しないプレーができるように」と思いを込めていた。

 「自分にとって大きな節目」という今月上旬に控えた入寮がある。そして新人合同自主トレを控える今回は、「やってくれるかはわかりませんが」と照観さんに祈祷(きとう)を依頼している。これまでも「勝守」や「健康祈願」のお守りを授けてくれた父に、門出の準備を委ねるつもりだ。

 年末は大みそかまでフルで動き、今年初練習のこの日も、精力的に約4時間のトレーニングをこなした。「キャッチャーはケガが多いポジションなので、ケガしない体を作りたい。自分の力をアピールする機会を失わないようにしたい」。身も心も、そして道具も清め、戦いの場へと足を踏み入れる。【山本大地】

 ◆成田山大聖寺

 愛知・犬山市にある、成田山新勝寺(千葉県成田市)の別院。成田山名古屋別院大聖寺といい、通称は犬山成田山。真言宗智山派で、本尊は不動明王。一般には自動車の交通安全に御利益があるとされている。1953年創建。