バックスクリーン弾再現や!
阪神ドラフト2位北條史也内野手(18=光星学院)が3日、大阪狭山市内で自主トレを公開。昨夏甲子園で大会史上初のバックスクリーン2連発をマークした期待のルーキーは、聖地最深部へのアーチ再現を誓った。高校通算25本塁打のパンチ力で、再びマンモスを沸かせる覚悟だ。
ルーキーイヤーの一歩を力強く踏み出した。美木多中時代に汗を流したオール狭山ボーイズグラウンドで始動。後輩たちが見つめる前で初打ちのロングティー。昨夏甲子園で大会史上初のバックスクリーン2連発の離れ業をやってのけた男は、バックスクリーン弾再現に思いをめぐらせた。
北條
センターに打つのは、夏の甲子園で3本打ったんですけど、(高校)通算25本の中で4本ぐらいしか打っていない。これからセンターより右のホームランは打ちたいなと思っています。
バックスクリーン弾4本のうち、3本を甲子園で記録した。規格外の打撃で、プロでの再現に期待が大きく膨らむ。阪神のバックスクリーン弾と言えば、85年のバース、掛布、岡田の3連発。すでに2連発している北條は“1人3連発”を思い描いて苦笑いした。
北條
なったらすごいですね。夢にも出ないです(笑い)。
オール狭山ボーイズの恩師で、北條を徹底的に鍛え上げた高熊行夫コーチ(55)はバックスクリーン弾再現に太鼓判を押す。「(昨夏の)甲子園の前に『バックスクリーンに放り込んでから偉そうなことを言え』と言ったら、放り込んだ。センター中心で右方向に打てるバッターになってもらいたい。(再現は)あると思いますよ」とポテンシャルの高さにうなずいた。
本塁打にこだわりはないという北條だが、プロでも1本ずつ本塁打を積み重ねていく意気込みだ。
北條
トップレベルの選手になって、毎年2桁の数字を出せたらいいなと思っています。
再び甲子園最深部へアーチを描く日を夢見て、サクセスロードを無心で突き進む。光星学院を3季連続準優勝に導いた聖地の申し子、北條のプロ野球元年が幕を開けた。【岡本亜貴子】
◆北條史也(ほうじょう・ふみや)1994年(平6)7月29日、大阪・堺市生まれ。小4から野球を始める。中学ではオール狭山ボーイズに所属。光星学院では1年春からベンチ入りし、1年秋の東北大会から遊撃のレギュラー。2年秋の神宮大会準々決勝で大会史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。昨夏の甲子園では準決勝東海大甲府戦でバックスクリーン2連発という大会史上初の快挙をマーク。高校通算25発。家族は両親と兄、弟、祖父母。177センチ、75キロ。右投げ右打ち。



