浩二監督からの年賀状に感激!
WBC日本代表候補のソフトバンク大隣憲司投手(28)が8日、福岡市の西戸崎合宿所で自主トレを公開。山本浩二代表監督(66)から届いた年賀状のメッセージを笑顔で明かした。2月15日から宮崎で始まる代表合宿での本戦メンバー生き残りへ、思いを強くした。
「ともにアメリカへ」のメッセージに、「若さの投球で」と山本監督の直筆で添えられていた。28歳の大隣は「もう若くはないのに、まだ若手に見られてるんですね」と喜んだ。
昨季は自己最多の12勝を挙げた。代表では11月のキューバとの強化試合(福岡ヤフードーム)で先発し、2回を6人で完璧に封じた。当然、先発が希望だ。それでも「『若さの投球』って、どんどん投げろっていうことでしょう。点差とか場面とか関係なく」と理解する。どんな場面でも、起用されたところで、侍投手陣を支えるつもりだ。
前日7日には、先発候補だった中日吉見が右肘不安のため辞退した。「チャンスだと思っている。とにかく選んでもらうこと。自分にとっても成長できる大会なので」。まずは日の丸を着けることが第一だ。
この日は合宿所横の砂浜でダッシュを繰り返すなど、下半身をいじめ抜いた。例年より早めに仕上げてはいるが、焦る気持ちにブレーキをかけながら調整している。2月1日のキャンプインは8割程度に抑え、同15日からの代表合宿で100%の状態へ持っていくつもりだ。
5日に初めてキャッチボールした時は暴投ばかりだったWBC大会使用球も、この日はチェンジアップを試すなど、日に日に使いこなせるようになった。「(汗ばんだ手で)もむと引っかかりがよくなる」。もともと乾燥しやすい指先ではあるが、必死で感覚を覚え込ませている。
今年のテーマを表す漢字に「超」を選んだ。今までを「超」える成績が目標だ。「狙えるなら狙いたい」。初の開幕投手で摂津らライバルたちも「超」えたい。昨年から取り組むメンタルトレーニングでは、世界で戦う重圧に耐える「超」人的な精神力をつける。もちろん、日の丸を背負い、海を「超」えて戦う意味も込めている。【石橋隆雄】



