「竜のスギちゃん」こと中日ドラフト4位杉山翔大捕手(21=早大)のプロ人生が、異例の極寒ワイルドキャンプからスタートする。9日、名古屋市内の合宿所に入寮。引っ越し後、早大卒業のための単位取得で2月6~9日までキャンプ地の沖縄ではなく氷点下10度以下にもなる長野・菅平に滞在すると明かした。

 「(沖縄)キャンプ入りは2月10日くらい。前にスキー合宿があるので」。プロ野球選手が2月にスキー!?

 球団の許可も得て早大卒業のためには外せない学業を優先。「マイナス15度らしい」という菅平まで行き、ノルディックスキーで雪中を駆ける。2月の沖縄は気温25度に達することもある。寒暖差は約40度!

 スギちゃんはワイルドな環境で発進。ちなみに、沖縄入りする同10日は、22歳の誕生日だ。

 即戦力捕手としてキャンプは出遅れとなるが、クロスカントリーは下半身強化にはうってつけ。「凍ってしまう可能性があるので野球用具は持っていきませんが(菅平も)いいキャンプになると思います」と前向きだ。

 この日は、2年前に亡くなった母方の祖父・加瀬正直さん(享年70)が着ていた年季の入ったコートを羽織ってきた。「亡くなる前に(中日の)ユニホーム姿を見せられなかったので、入寮は一緒にと思いました」。ワイルドでやさしいスギちゃんの活躍が、待ち遠しいぜぇ。【八反誠】