【グアム9日=岡本亜貴子】

 ぶっちぎりは許さん!

 8年ぶり聖地でG倒弾や!!

 阪神桧山進次郎外野手(43)がグアム自主トレを公開。05年4月以来、8年ぶりに甲子園の伝統の一戦で本塁打を狙う意気込みだ。今季44歳になるチーム最年長の神様が、巨人のぶっちぎりを阻止する一撃を放つ。

 南国で大粒の汗を光らせて、ベテラン桧山が黙々とトレーニングに励む。昨季のように、巨人に独走を許すわけにはいかない。和田監督ら首脳陣が大きなテーマに掲げる打倒巨人。チーム最年長の桧山も、同じ思いを強く抱いている。

 桧山

 去年の覇者なんで、そこを倒さないと優勝できない。必ずスキはある。隙につけ込んでいけるように。今年も、うちはそういうわけにはいかないぞ、とジャイアンツに見せることも大事。

 ぶっちぎりVを許さない。宿敵に新生タイガースの底力を見せつけることが重要だ。今季22年目の桧山でさえ、「何とも言えないドキドキ感がある」と言うほど、伝統の一戦は特別。巨人を撃破する一撃を神様が放てば、チームに勢いがつく上に、宿敵へのダメージは計り知れない。桧山の巨人戦本塁打は、07年9月7日(東京ドーム)が最後。甲子園では「6番右翼」で先発した05年4月13日以来、記録していない。

 桧山

 今年のタイガースは違うよ、というのを見せれば、自然と向こうも力が入ってくるだろうし、意識することでミスが起こったりもする。代打でホームランを打てって言われても、きついけど、チームに貢献できるように頑張る。いい場面で出場機会があって、いい成績を出せば、自然と盛り上がってもらえる。

 8年ぶりの聖地G倒弾に闘志を燃やした。桧山の自主トレに同行している仲田健トレーナーは、神様の肉体に太鼓判を押す。「35歳ぐらいから一定のものをキープしている。スピードも落ちていない」。05年4月に聖地の巨人戦でアーチを放った当時、35歳だった。その肉体を維持できているのなら、再現の可能性は十分だ。全ては宿敵を倒し、8年ぶりのV奪回をつかむため。虎党が熱狂する神の一撃を、聖地の伝統の一戦で見舞う。