便利屋で満足するな!
WBC日本代表候補の阪神鳥谷敬内野手(31)がロッテ井口から熱い活を入れられた。13日、沖縄・名護市内のビーチで合同自主トレを公開。本職の遊撃だけでなく二塁、三塁での起用も予想される鳥谷に、師匠井口は「主軸としてチームを引っ張れ!」と高いハードルを課した。
二塁手としても先輩となる井口はアドバイスを問われて「それは全然ない」。穏やかな表情で「ショートになるかもしれない。どのポジションでもいいからレギュラーで出てほしい。間違いなく守備はNO・1。今度は若いチームになるし、引っ張ってほしい。それがトリの役目じゃないかな」と続けた。
現状で遊撃は巨人坂本が有力。鳥谷は二塁を争いながら、三塁も含めマルチな働きが予想される。ホワイトソックス時代の05年、正二塁手としてワールドシリーズを制覇した井口は、弟子に「便利屋」で満足してほしくはなかった。
鳥谷は「最終メンバーに選ばれていないので大きなことは言えないけど、ありがたい期待に応えられるように頑張ります」と気合を入れ直した。もともと仕上がりが早いタイプで、3月開催のWBCにも不安はない。この日は悪天候でグラウンドが使えず、浜辺でダッシュ、キャッチボールなどに専念。すでにロングティーは開始しており、肩が出来上がればWBC公式球の投球、本格的なノック練習もスタートする。【佐井陽介】



