日本ハム武田勝投手(34)が投手リーダーという枠を超え、ドラフト1位大谷翔平投手(18=花巻東)に業務命令を1つ与えた。2月の沖縄・名護キャンプ中に行われる投手会と野手会に「両方、参加してもらいます」。投手登録される選手が、野手会に出席すること自体が異例だが、関係ない。「本人が希望していることなので」と、投打の二刀流に挑戦するからには当然というスタンス。もちろん、参加するメリットも考えての言葉だった。
大谷は11日から始まった新人合同自主トレで二刀流調整を開始した。「やっぱりね、そういう場に出た方がチームに溶け込みやすいからね」。キャンプでは投手、野手ともに先輩と接することになる。休前日などで実施される懇親会的な場は、リラックスした雰囲気で自分を知ってもらういい機会となる。
懸念は大谷が2軍スタートとなりそうなこと。「そういう報道は見ています。投手会も時間が合えば参加してほしい」。あくまで1軍に同行する選手で行われるため、開催時に名護にいることが参加条件。ただ、早い時期に顔合わせをしておくことに越したことはない。「僕らは堅苦しくないので、本当に軽い気持ちで来てほしい」と受け入れ態勢も万端だ。投手陣の大黒柱は、グラウンド内外で大谷にエース道を示す。



