中日今中慎二投手コーチ(41)が15日、インフルエンザでダウンした。合同自主トレ視察でナゴヤ球場を訪れたが、風邪の症状を訴えて名古屋市内の病院に直行。インフルエンザと診断された。9日には高木守道監督(71)もインフルエンザでダウンしており、わずか1週間で2人目の感染。キャンプ前とはいえ、首脳陣の相次ぐ離脱にピリピリムードだ。
「2人目が出た…」。中日佐藤球団代表が言葉を詰まらせた。今度は今中投手コーチがダウンだ。同コーチはこの日から始まった合同自主トレ視察のため、ナゴヤ球場を訪問。だが、「関節が痛い」とトレーナーに風邪の症状を訴え、名古屋市内の病院に直行。インフルエンザと診断された。当面、自宅安静が必要だ。
守道竜が突然のインフル渦に襲われた。先日は高木監督がダウンしたばかりだ。9日夜に熱が39度まで上がり、11日のスタッフ会議を欠席。元気印の71歳が13年リタイア1号になった。この間、監督と今中コーチの接触はなかったとみられ、感染経路は不明。だが1週間で相次ぐ首脳陣のダウンは看過できない問題だ。
注意すべきは被害の拡大だ。昨年のDeNAは、キャンプ序盤の中畑監督の発症をきっかけに、池田球団社長やラミレスら5人が感染。出足でつまずいた。中日もこの日は30人の選手や球団首脳、コーチ、スカウト、裏方、報道陣ら100人以上が集結していた。しかも、今中コーチは昨年11月24日に、高木監督は1月7日に予防接種を受けていただけに油断は禁物。佐藤代表は「こればかりは十分気をつけるしかない」。ナインにうがいや手洗いなどを強く呼びかけた。
高木監督にも“2戦連続欠場”の可能性が出てきた。今日16日は愛知・犬山市の犬山成田山で必勝祈願に参加する予定だが、球団は「参加は当日朝の体調を見て最終決定します」と異例の発表。14日に自宅安静が解除されたが、万が一を憂慮した。もちろん、この日も視察を自粛。まん延防止に細心の注意を払っている。不幸中の幸いは、時期がキャンプインの半月前だったことか。守道竜に緊張の日々が続く。【松井清員】




