福留さんに勝つ!
阪神伊藤隼太外野手(23)が15日、沖縄・那覇市内で巨人高橋由伸外野手(37)らとの合同自主トレを公開した。慶大の先輩に弟子入りを志願して初タッグが実現。メジャー帰りの福留にも「負けるつもりはない!」と右翼の定位置取りへ挑戦状をたたきつけた。
最高気温20度。ロングティーに取り組む高橋由の後方、伊藤隼が熱い視線をぶつけた。「守備も打撃も聞けばどんどん話が出てくる。引き出しが多い方。吸収していきたい」。オフに志願し、慶大先輩に弟子入り。沖縄合同トレ4日目ながら、大先輩に質問攻めの日々だ。
伊藤隼
打ちに行くまでの形、「間」の取り方…。ちょっとしたアドバイスを聞いていきたい。出来るだけ大きくタイミングを取りたい。そのために、どう足を上げ、どう下ろすのか。いいと思ったら取り入れたい。
フリー打撃では60スイングし、最後に右翼席へ1発。軸足にクロスさせるように、昨季よりゆったり大きく足を上げる変化があった。昨秋のキャンプでモノにしたフォームに由伸エキスを注入。外野ノックも共にし、捕球から送球、足の運びまで貪欲に聞いた。
昨季は22試合出場で打率1割4分8厘、1本塁打に終わった。オフは1日も欠かさず、バットを握り続ける。打倒福留さん、2年目の逆襲へ、なりふり構っていられない。
伊藤隼
自分はレギュラーとして試合に出たい。あれだけ実績がある方。ライバルと言ったらおかしいけど、負けるつもりはない。その人より強い気持ちで結果を出さないといけない。
ハワイで自主トレに励む福留に届けとばかりに声を大にした。弱肉強食の世界で生き残る覚悟が、はっきりとにじみ出た。【佐井陽介】



