日高流コミュニケーションで虎投のハートをわしづかみ!?
阪神日高剛捕手(35)が15日、甲子園で自主トレを公開した。
ランニング、キャッチボール、階段上り。合間にはスタンドに座って全景を眺めてみた。ベンチからの風景も確かめた。新天地での決意は並ではない。26日から若手主体の沖縄合同自主トレに参加するというのだ。
「僕は1年目ですから。いろいろ話をしてみたいですし、いこうかなと思っています」
今年で36歳、プロ18年目になる。ベテランが沖縄合同自主トレから参加するのは異例。狙いは投手陣との交流にある。
「僕からその人の意見を聞いてみたい。僕からの一方通行ではいけない」
まず、相手の意見を聞いてみる。確かにベテラン日高が先に意見を言えば、相手は言いにくいかもしれない。開幕ローテ入りも期待される大物新人・藤浪とは17歳も年齢差があるが、日高はまず、藤浪の考えを尋ねることから入っていくようだ。
すでに準備も始めている。昨年12月から球団事務所を訪れ、スコアラーから資料と映像を入手した。春季キャンプ終了までに、昨季144試合のすべてをチェックするつもりだという。
「他の人は意識しませんが、自分でレギュラーを奪わないといけない」
きょう16日からは鳴尾浜球場を訪れるプランもある。藤浪と初めて顔を合わせ、いきなりブルペン入りという可能性もありそうだ。ベテラン藤井彰、成長中の小宮山らと虎の正妻を争う。新たな挑戦に日高は張り切っていた。【鈴木忠平】



