日本学生野球協会が17日、都内の日本野球機構(NPB)でプロ側と協議し、プロ経験者が高校の監督などの指導者になるための規定「中学、高校で2年の教諭歴」を撤廃し、座学によるプロ側、アマ側2度の研修を受ければ資格を認めるという条件緩和案をプロ側に示した。
労組日本プロ野球選手会会長の楽天嶋基宏捕手(28)は、協議会で出された緩和案に胸をなで下ろした。プロ側が座学による研修を受ければ、アマチュア選手への指導が可能になることについて、「前向きに進んで良かったです」とコメントした。
昨年12月6日の選手会総会で阪神新井貴から大役を受け継いだ。長年、論議し続けてきた「プロアマ問題」が最大のテーマだった。これまでプロ側の要求にアマ側の明確な返答はなく、選手会も憤りをあらわにしていた。選手会総会で嶋は「10年前くらいからこの問題に取り組んできて、ほぼ進展がない。早急に解決しないといけない」と話しており、歩み寄りではなく早期解決を求めていた。
今後も具体的な話し合いは嶋会長を中心に継続して進めていく。「高校球児も教えてもらいたいと思ってるし、そういう人の思いをかなえたい」と話していた嶋。実現に向けて大きな1歩となった。




