日本ハムのドラフト1位、大谷翔平投手(18=花巻東)が参加する「2013年度新入団選手歓迎式典」(19日、千葉・鎌ケ谷)で初めてスポンサーが付くことが17日、分かった。既存の広告主だけでなく、新規で主に金などの先物取引を行う東京工業品取引所(本社・東京)が決定。ファンの前でユニホーム姿を初披露するなど注目度の高いイベントに、スポーツと無縁だった企業が名乗りを上げた。この日、大谷は新人合同自主トレ第2クールを終えた。
大谷フィーバーに、異色の業界が飛びついた。新人が初めてユニホーム姿で、ファンとふれ合う「新入団選手歓迎式典」。投打の二刀流に挑戦する話題の大物ルーキーも参加する注目イベントに、初めてスポンサーが付くことになった。鎌ケ谷スタジアムなどに広告を掲出する既存の企業以外で、名乗りを上げたのは東京工業品取引所。主に金や銀などの商品先物取引市場を開設している会社だ。同社関係者は「注目度も高く、広告を出させていただくことになりました」と説明。金の卵の影響力が、決め手となった。
異例の広告宣伝費となる。これまで同社が広告を露出してきたのは、経済紙や経済番組でのスポンサーなど。野球場はもちろん、スポーツ大会などの主催、協賛などもなかった。ただ、今回は入団前からメディアに多く取り上げられてきた大谷の存在が、既存の考えを打破した。「新たな顧客層への訴求効果も期待しています」(同社関係者)。テレビ、新聞などで社名が登場すれば、認知度アップは確実。反響が大きければ、今後の球場への広告掲出なども検討するという。
大谷もプロ初のイベント参加を楽しみにしている。あいさつも予定されているが「自分の気持ちをしっかりと伝えられればいいと思います」。過去には、08年に中田が「(彼女が)います」と大胆発言。11年は斎藤が鎌ケ谷市長へ転入届を渡した直後に「早く北海道に行きたいと思っています」と話し、爆笑を誘った。パフォーマンスの敢行を問われ「全然ないです。そういうのは(ドラフト2位)森本とかに」と、真面目に所信表明するつもりだ。
19日の式典はグラウンドで予定されていたが、雪が残る現状で室内練習場に変更される。この日の新人合同自主トレ第2クール最終日も室内練習場で行われた。大谷は「中でも、できることをしっかりとやっていきたいです。足も張ってきたし、ケアをしっかりしたいです」。異業種からも熱視線を送られる大物ルーキー。その効果はとどまるところを知らない。




