関西を元気づける!

 阪神ドラフト1位の藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)は、18年前に阪神・淡路大震災のあった「1・17」のこの日、関西振興のシンボル的存在になることを誓った。練習前、スタッフ、選手が一列に並び、神戸方面を向いたまま1分間の黙とうを行った。

 藤浪

 自分はまだ1歳になっていなくて、覚えていないんですけど、東日本大震災でも苦しんでおられる方を見ました。同世代で、野球をできない人もいました。こうして、野球ができる喜びを感じ、感謝しながら、被災され亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

 藤浪が生まれてまだ9カ月。物心つかない時に起きた惨事に思いをはせ、言葉を選びながら語った。18年の時がたち、神戸の街は活気を取り戻してきたが、地元球団の期待の星として、地域を力づける存在になるべく、自覚は十分だ。

 藤浪

 甲子園は兵庫県にあるので、大阪も含め、その近くを元気づけられるように頑張りたい。

 将来的には、多くのプロ野球選手が取り組むチャリティー活動も行い、直接、振興の旗を振るつもりだ。「今はまだそういう選手ではないですが、一流の選手になれれば、そういう活動もやっていきたいです」と表情を引き締めた。

 活躍して和田監督を宙に舞わせる。それが一番、関西を元気づけることになる。【山本大地】