さあ「二宮金次郎キャンプ」に突入!

 阪神ドラフト1位藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が27日、神戸空港から1軍キャンプ地の沖縄に移動した。午前中に鳴尾浜の新人合同自主トレを打ち上げ。今日28日から1軍沖縄合同自主トレに参加し、勉学に励む。

 藤浪

 すごい手本になる方が沢山いらっしゃる。技術面もメンタル面も両方聞かせてもらいたい。ただ、ピッチングの技術は感覚的なことが多いから、聞いても自分に合うかどうか分からない。それ以上にマウンドでの考え方、気持ちの持ち方を聞いていきたい。

 時には能見や岩田を質問攻め。時にはホテルで読書。南国ムードに惑わされる心配はゼロだ。表情からは勤勉意欲がほとばしる。薪を背負いながら勉学に励んだ二宮金次郎のように、いつでもどこでも学習アンテナを張り巡らせる覚悟だ。

 いよいよ先輩たちの輪に飛びこむ前日、学習プランは明確に練り上げられていた。「まだまだウエートのやり方を知らない。トレーナーの方の話をいろいろ覚えて、自分に合うモノをやっていきたい」。投手の心得からウエート法まで、貪欲に吸収を続けていく。

 藤浪

 自分を見失わないことが一番。しっかり現状を見つめて、オーバーペースとか、逆にゆっくりし過ぎないようにしたい。

 沖縄に飛び立つ直前、神戸空港で約30人のファンに囲まれた。那覇空港では50人を超えるファンに出迎えられ、揉みくちゃにされた。それでも冷静さを失わない姿が頼もしい。藤浪のサクセスロードは、地盤がガッチリ固められている。【佐井陽介】