自称「暴走老人」が「奔走老人」に変身だ。中日高木守道監督(71)が28日、中部国際空港から空路キャンプ地沖縄入り。「ブルペンも見たいし(2軍の)読谷(よみたん)にも行きたい…」と、体がいくつあっても足りないとばかりにフル回転を誓った。
じっとしていられない。チーム作りを進める沖縄入りを前に守道監督は気合十分だった。キャンプは1軍が北谷(ちゃたん)、2軍は読谷。両球場は車で約30分ほど離れているが行き来も厭わない。通常、監督は1軍にじっと腰を落ち着けて目を光らせることが多い。だが、今季の中日は2軍にもドラフト1位の福谷浩司投手(22=慶大)ら楽しみな若手がいる。13年を世代交代の「過渡期の1年になるだろう」と位置づける守道監督は、足しげく通ってその目で見て「そりゃ力さえあれば使う」。思い切った抜てきも行う構えだ。
宿舎でも休まない。久々監督に復帰した昨春は、休日を自室でリラックスに充てることが多かったが「今年はそうはしとれん。スコアラーと話をしたりもせないかん」。直情型の思い切った采配にデータをプラスする。沖縄の宿舎はBS放送が名古屋の自宅と違うため「韓流ドラマもやっとらんし…」と集中できる?
環境。1月は想定外のインフルエンザ感染もあり、休養十分でバッテリーはフル充電。今日29日には自主トレを視察予定。動き回って、V奪回の13年の本格スタートを切る。【八反誠】



