ひとめ会ったその日から!?
オリックスに最強右中間「iPS」コンビが誕生する。日本ハムからトレード移籍したオリックス糸井嘉男外野手(31)が1月31日、キャンプ地宮古島入りした。坂口との右中間コンビ、その名もiPS(糸井プラス坂口)結成に、並々ならぬ決意をみせた。
「坂口は自分が野手になったときから、ひとめ置いていた存在。一緒に守れるように頑張りたいと思います」
ん、ひとめ…。ひょっとして一目(いちもく)置いていたの間違い…。右中間だけに“宇宙人”と称される天然キャラの糸井は、そんな細かいことは気にしない。2人合わせてゴールデングラブ賞8度、打率3割超え6度。ノーベル賞級に頼もしく、最強感にあふれるiPSコンビが、最下位オリックスをよみがえらせる切り札になりそうだ。
糸井ワールドは終わらない。初日からシートノックを行うオリックス流キャンプに大きな声で「え!?
初日からシートノックあるんですか!?
ハム時代はなかったので…」と驚いた。そこはWBC日本代表候補。技術練習は例年より早めで、体はすでに7割できあがっている。初耳の初日シートノックも「大丈夫と思います」。オリックスを再生するiPSから目が離せない。【池本泰尚】
◆iPS細胞
人工多能性幹細胞。生物から取り出した細胞を、臓器などになる前の状態にリセットしたもので、あらゆる組織や細胞に変化させることができる。山中伸弥京大教授らが06年に世界で初めて作り出した。山中教授は12年にノーベル医学・生理学賞を受賞。再生医療の実現に道を開いた。



