日本ハムのドラフト3位・鍵谷陽平投手(22=中大)が「長寿パワー」を注入し、目標の開幕1軍へと奮起した。8日に2軍キャンプ地の国頭村にあるデイサービス施設「北斗園」を、大谷を除く他新人6選手と訪問。最高92歳の女性ら約30人とレクリエーションなどを行い、親交を深めた。

 沖縄独特の躍りの「カチャーシー」に強制参加させられるなどして、ふれあいを堪能した。長寿で有名な南国のハツラツとした老人たちから「元気をもらいました。また頑張ります」と、刺激を受けた様子。首脳陣の評価が高く、17日の紅白戦(国頭)で初の実戦登板する予定と順調だ。「1つでもいいので何か結果を残して、アピールしていきたいと思う」と、気迫十分だった。