<オープン戦:オリックス9-1阪神>◇24日◇京セラドーム大阪
本格派は厳しい?
トラの新守護神・久保康友投手(32)が連投テストで“炎上”した。8回に4番手で登板。前日の同カードで初セーブを挙げたばかりだが、この日はスピードも乗らず、3本の長短打に失策も絡んで3点を失った。
起用されたのは1-6と試合の大勢が決まった場面。抑え投手としてはテンションを上げにくい状況だったが、「それにしてもダメでしょう。(オープン戦)4試合で5失点はまずいです」と頭をかいた。
とはいえ、決して悲観しているわけではない。この日はあえて自分の持ち球だけで押した。
久保
相手のタイミングを崩すとかの工夫をしていない。自分のいいボールを投げてやられている。力不足です。本格派ではキツいですね(笑い)。泥臭く投げていくしかないということが、早めの段階で見えてきました。連投は問題なかったですけど。
そこには、本来の持ち味である打者との駆け引き、投球テクニックを加えれば、こんなものではない、という自負がある。中西投手コーチも「まだ(状態が)マックスまで上がってきていない。こんなところでジタバタしたってしょうがない」と守護神を久保に託す方針は不変だ。
「後は対打者だけなので、本番で打者をどう崩すか考えます」。“投げる哲学者”はオープン戦でのデータをもとに頭の中を整理。シート打撃など、打者との対戦形式の練習を行い、開幕までに駆け引き、投球術を磨き上げる。【高垣誠】



