ソフトバンク大隣憲司投手(28)が花冷え対策を施す。今日26日のウエスタン・リーグ中日戦(雁の巣)に先発。WBCから帰国後初となる実戦に向けて「西武ドームも寒いですよね。明日は半袖で投げようかな」とつぶやいた。中6日で控えるシーズン初登板の4月2日西武戦(西武ドーム)を意識した。

 西武ドームのある埼玉・所沢市の4月の平均気温は12・9度、最低気温は7・7度。午後6時開始のナイターはかなりの冷え込みが予想される。「毎年この時期はフリースを着て試合を見ていますもんね」。過去、同球場で最も早い登板は08年と09年の4月30日だった。春の訪れを感じさせる雁の巣でも、肘から先をむき出しにした半袖アンダーシャツで投げて、寒さに慣れておく考えだ。

 100球前後でスタミナ面を確認すると同時に、左打者の内角へのスライダー「インスラ」もテストする。WBC1次ラウンドのキューバ戦でチェンジアップを封印した際に使った“魔球”候補。「去年も日本ハム戦でチェンジアップを振ってこない時があったし、持っていると違う」。昨季の12勝を上回るパフォーマンスに向け、頭も体もシーズンモードに入った。【押谷謙爾】