左腕のオリックス中山慎也投手(31)が「第6の男」に浮上した。25日、ほっともっと神戸で休日を返上し、ブルペン入り。62球を投げた。「(コーチから)投球のバランスを指摘されていた。今日はそれの修正」。今年は左ふくらはぎ痛や腰痛などで調整が遅れた。22日のウエスタン・リーグ阪神戦では、5回6失点でも復調の兆しは見せていた。練習を見守った西本投手兼バッテリーコーチは「以前は躍動感がなかったが、出てきた。いいものは持っているから」と評価。西、東野、海田、マエストリ、ディクソンに続き、開幕ローテーションに入る可能性が出てきた。