<阪神0-5広島>◇1日◇甲子園
エースを狙えよ…。阪神和田豊監督(50)が、早寝した虎にゲキを飛ばした。広島前田健に7回無得点に封じ込まれるなど、今季6度目の無得点試合。「こういう投手を打たないと、チームが乗っていけない。エースクラスを打たないと浮上していけない」と力を込めた。
これで前田健には今季2戦2敗。ヤクルト石川や巨人杉内ら、主戦クラスにおとなしくなる傾向が浮かび上がった。
日本のエースが4度目の挑戦だった「貯金4」の壁となった。立ち上がり不安だった前田健も、3回に4点の援護をもらうと全開となった。キレのある球をコーナーにちりばめて失投を続けない。西岡は「甘いコースにきてもファウルにしてしまった。その時点で勝負あり」とお手上げだった。二塁ベースを踏んだのは2回の新井良だけ。中盤以降は、得点する雰囲気すらつくられなかった。
4月23日中日戦からの9連戦を4勝5敗と負け越した。黒星と白星が交互のまま勢いに乗れない。和田監督も「本当に一進一退。踏ん張ったというか乗り切れないというか」と首をひねった。5勝1分けと負けなしだった甲子園のナイターで完敗。「夜王」を返上し、聖地での同一カード3連戦で初の負け越しとなった。なかなか巨人の背中が近づかない日々。エースを狙い打ちしてこそ、打開への道が開かれる。【近間康隆】



